🌿 えふてぃブログ

ワイン初心者におすすめ!1000円台から買える 甘口ワイン モスカートダスティ


こんにちは、えふてぃです。

突然ですがワイン…うまいんですよ。
でも実は、私も昔はワインが苦手でした。
高そう、難しそう、渋くて飲めない…そう思ってたんです。


そんな私が変わったきっかけが、モスカートダスティとの出会い。


周りにもワインを飲んだことがなくて、一度は飲んだけど苦手だったという方がいて、いやこれは本当に美味いから飲んでくれ!というモチベによって書いた記事となっております〜。

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ワインって高そう…格式高くて難しそうだし、渋みとか酸味が苦手なんだよね

すごく分かります!
私もワインショップの棚の前で固まってしまってました。
何千本もあるワインの中から、どれを選べばいいのか分からなかったんです。

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そんな時、ワインショップの店員さんに「ワイン初心者なんですけど、甘口で飲みやすいものってありますか?」と聞いてみたんです。そこで勧められたのが、モスカートダスティでした。

正直、最初は「2,000円以上するワインか…ちょっと高いな」と思いました。でも、試しに買って飲んでみたら、これが衝撃的に美味しかった。その後調べてみると、実は1000円台から買えるものもあるって分かったんです。

そのワインが、私のワインに対するイメージを大きく覆してくれました。

モスカートダスティとは

モスカートダスティ(Moscato d’Asti)は、イタリアのピエモンテ州アスティ地域で生産される甘口の微発泡ワイン。

1993年にDOCG(イタリアワインの最高格付け)に認定された、れっきとした高品質ワインになります。
「DOCG認定」と聞くと難しそうですが、要は「ちゃんとした造りのワイン」ってことです。


マスカットってどんなブドウ?

まず知ってほしいのが、原料となるマスカットについて。

マスカットは世界中で栽培されているポピュラーなブドウで、日本では岡山や山梨の高級マスカットなど生食用のイメージが強いですよね。でも実は、ワイン用のブドウとしても広く栽培されているんです。

ちなみに国や地域によって呼び方が異なります:

  • イタリア:モスカート(Moscato)
  • フランス:ミュスカ(Muscat)
  • スペイン:モスカテル(Moscatel)
📝 名前の豆知識

名前の語源。英語の「ムスク(Musk)」と同じ語源です。
動物性香料のムスクのように、強く甘い香りを持つことから名付けられました。
それくらいマスカットは香り高い。


モスカートダスティの特徴

主な特徴をまとめるとこんな感じ:

📝 モスカートダスティの基本情報
  • 産地: イタリア・ピエモンテ州
  • ブドウ品種: モスカート・ビアンコ種
  • 製法: シャルマ方式(大きなタンクでの二次発酵)
  • アルコール度数: 約5%(通常のワインの半分程度)
  • 味わい: 爽やかなマスカットの香りと甘さ、甘みと酸味のバランスが良いフルーティーな味わい
  • 価格帯: 1,000円台〜3,000円台(手頃なものから上質なものまで幅広い)

モスカートダスティが初心者におすすめな3つの理由

1. 「ワインは苦手」な人でも飲める優しい甘さ

辛口ワインの渋みや酸味が苦手な人って、結構いますよね。私もそうでした。

モスカートダスティはマスカット由来のフルーティな甘さが特徴です。爽やかなマスカットの香りと、優しい甘さが口の中に広がります。

「これならワイン飲めるかも」って思える、まさにワイン入門編にぴったりな一本です。

2. 価格が手頃で気軽に試せる

「ワインって高いんでしょ?」と思って財布を隠した方、安心してください。

モスカートダスティの価格帯:

  • 1000円台:お試しに最適
  • 2000円台:品質も上がって満足度高い
  • 3000円台:本格派、特別な日に

まずは1000円台から気軽に始められるのが魅力です。

それにネット通販でも簡単に手に入るので、思ったより気軽に試せます。
高級ワインじゃなくても、十分おいしいワインは存在するので個人的にはモスカートダスティはその代表格だと思ってます。

3. アルコール度数が低いから安心

モスカートダスティのアルコール度数は5〜6%。これ、ビールとほぼ同じくらいなんです。

通常のワインは12〜14%くらいあるので、モスカートダスティは半分程度。お酒が弱い人でも安心して楽しめます。

しかも微発泡なので、軽い口当たりでスッキリ飲める。「ワイン=すぐ酔っ払う」っていうイメージも払拭してくれます。

難しく考えなくてOK、おすすめの飲み方

よく冷やして飲むだけ

飲み方は超シンプル。6〜8℃くらいに冷やして飲むだけです。

💡 おいしく飲むコツ

冷蔵庫で2〜3時間冷やしておけばOK。冷やすことで甘さがすっきりと引き締まって、微発泡の心地よい刺激とフルーティな香りがいっそう際立ちます。

特別なワイングラスは必要ありません。普通のグラスで十分楽しめます。

※強いて言えばお気に入りのグラスで飲むと幸福度が3倍ほど上がります。


デザートとの相性が抜群

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甘口ワインって、食事に合わせにくいんじゃない?

実はそんなことない。
モスカートダスティの真価が発揮されるのは、他のワインでは合わせにくいデザート類とのペアリングなんです。
低いアルコール度数とフルーティーな甘さが、デザートの甘みと見事に調和します。

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特におすすめのペアリング:

  • 生クリームを使ったケーキ:ショートケーキ、モンブラン、ミルフィーユ
  • フルーツタルト:いちごタルト、桃のタルトなど
  • 焼き菓子:ビスケット、クッキー、マドレーヌ
  • アイスクリーム:バニラ、フルーツ系
  • パネトーネ:イタリアの伝統的なドライフルーツ入りの甘いパン(現地ではクリスマスの定番)

イタリアでは、桃などのフレッシュフルーツと合わせたり、クリスマスにパネトーネと一緒に楽しむのが定番だそうです。


意外な組み合わせ:エスニック料理

さらに意外なのが、エスニック料理との相性。

📝 ペアリングの豆知識:対比の法則

スパイシーな料理には、一般的には辛口ワインを合わせることが多いのですが、実はモスカートダスティのような甘口ワインも相性が良いんです。

これは「対比の法則」と呼ばれるペアリングの考え方。モスカートダスティの甘みが、スパイスの辛さを和らげて、料理の旨味を引き立ててくれます。特に、クリーミーな味わいやココナッツミルクを使った料理との相性が抜群です。

おすすめの組み合わせ:

  • インド料理:バターチキンカレー、タンドリーチキン
  • タイ料理:グリーンカレー、トムヤムクン、マッサマンカレー

辛い料理の合間に、甘いモスカートダスティを飲むと、口の中がリセットされて次の一口がまた美味しくなるんです。ぜひ試してみてください。

「正解」を気にする必要はありません。自分の好きなものと合わせて、自由に楽しんでください。


おすすめ銘柄:まずは1000円台から試してみよう

ここでは、私が実際に飲んでみて「これは良かった」と思った銘柄を、価格順に紹介します。

💡 初心者向けの選び方

初めての人は、まず1000円台のものから試してみるのがおすすめ。気に入ったら、少しずつステップアップしていけば、自分の好みも分かってきます。

いきなり高いワインを買う必要はありません。1000円台でも十分おいしいモスカートダスティが楽しめますよ。


1. サンテロ ヴィッラヨランダ モスカートダスティ ★まずはこれから

価格:1,000円〜1,500円程度
どこで買える:成城石井、カルディ、Amazon、楽天市場など

手型を象ったボトルが特徴的で、サクラ・アワード2025でデザートワイン賞&ダブル金賞を受賞した一本。

フルーティで華やかな香り、優しい甘さとシュワっとした爽快感が楽しめます。

価格も手頃で、初めてモスカートダスティを試す人には最適です。この価格帯で十分おいしいワインが楽しめるので、まずはここから始めてみてください。


2. サラッコ(Paolo Saracco)モスカートダスティ ★ステップアップならこれ

価格:2,750円
どこで買える:エノテカ(店舗・オンライン)、Amazon、楽天市場、やまやなど

「モスカートの巨匠」と称されるサラッコのモスカートダスティ。著名な評論家や専門誌が惜しみない賛辞を贈る、酸と甘味、果実味のバランスに優れた生産者を代表するキュヴェです。

ガンベロ・ロッソの2018年版で最高評価トレ・ビッキエリを獲得、ワイン・エンスージアストのベスト・バイ2024年においてモスカート・ダスティとしてはトップに選出されています。

軽やかで、爽やかな甘さが特徴。一般的なモスカート・ダスティとは異なり、瓶内で熟成を続けるため、じっくり楽しむこともできます。

ヴィッラヨランダを飲んで「もっと上質なモスカートダスティを試してみたい」と思ったら、このサラッコがおすすめです。


3. マッソリーノ(Massolino)モスカートダスティ ★私の一番のお気に入り

価格:3,080円
どこで買える:エノテカ(店舗・オンライン)、Amazon、楽天市場、やまやなど

バローロ5大生産地の一つ、セッラルンガ・ダルバに位置する1896年創業の名門ワイナリー。バローロで有名ですが、実はモスカート・ダスティも素晴らしい。

フレッシュ&フルーティーなマスカットを連想させる、爽やかな甘口タイプ。マスカットの心地良い上品な香りと、口の中に広がる爽やかな甘さ。微発泡なのですっきり飲めます。

弾けるような果実感とフレッシュさ、ややクリーミーでまろやかさもあり、サラッコのモスカートに近い印象です。

私の一番のお気に入りです。サラッコとどちらを選ぶかは好みの問題ですが、個人的にはこちらの方が好きです。バローロの名門が手がける逸品、ぜひ試してみてください。


その他のおすすめ銘柄

チェレット モスカート・ダスティ

  • 価格:2,500円前後
  • バローロの名門が手がける上品な一本。柑橘系の爽やかな香りに負けない綺麗な酸味が特徴。アルコール度数5.5%と低めで、食前酒にも最適。

ガンチア モスカート・ダスティ

  • 価格:1,500円前後
  • 150年以上の歴史を誇る名門。フルーティな優しい口当たり。アスティ&モスカートダスティを世界に広めた総本山だけあって、安定した品質。コスパ重視ならこれ。

フォンタナフレッダ モスカート・ダスティ

  • 価格:2,000円前後
  • ジャパン・ワイン・チャレンジ2014で銀賞受賞。とれたてのマスカットのような爽やかさと、甘みと酸味のバランスが絶妙。オーガニック製法で安心感も。

まとめ:ワインのハードルを下げてくれる一本

「ワインは高い」「難しい」「苦手」

そんなイメージを持っていた人にこそ、モスカートダスティを試してほしいです。

モスカートダスティが初心者におすすめな理由
  • 価格: 1000円台から買えるものもあり、ステップアップしやすい
  • 味わい: フルーティで飲みやすい優しい甘さ
  • アルコール度数: ビールと同じくらいの低アルコール(5〜6%)

モスカートダスティは、「ワイン=敷居が高い」というイメージを覆してくれる存在です。

ネットで気軽に買えるので、まずは1本試してみてください。デザートやエスニック料理と合わせて楽しむのもおすすめです。

これをきっかけに、ワインが身近になるかもしれません。

「ワイン初心者」を卒業する第一歩として、モスカートダスティはきっとあなたの味方になってくれますよ〜。

PS: おすすめのワインがあればXで教えてください! モスカート以外でも、「これ美味しかった」みたいなのがあれば、コソッと教えて欲しいです。



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