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深く潜るために

Going Deeper

ルールはあそびかたに書きました。ここに書くのは判断の話だけです。何を焚き、何を食い、何を賭けるか。答えは書きません。深淵に答えはないので、考え方だけ置いていきます。

1 松明の経済

このゲームの寿命は、HP ではなく松明です。灯りが尽きても即座には死にません。ただ、そこから暗闇、正気、発狂、HP と続く長い坂が始まります。松明の残り本数は、あなたがあと何階ぶん人間でいられるかの目安だと思ってください。

松明はラン中に補充されません。例外は血の対価だけ。無料のアタリは、この穴にはありません。

2 食う判断

勝つたびに四択が来ます。生か、焼きか、袋か、見送るか。どれが正解かではなく、いま何を守りたいかで選びます。

満腹でも食えます。食事は腹を満たすためだけの行為ではなく、この穴で唯一の成長手段だからです。

3 正気の崖

正気はすり減るほど、深淵の宝がよく見えるようになります。つまりこのゲームは、崖っぷちで遊んだ者に多く払う設計です。問題は、いつ崖に寄って、いつ引き返すかだけ。

深淵に近づいた者ほど、向こう側のものが見える。それは報酬であり、警告です。

4 戦いの間合い

戦闘の判断は、敵が大技をためた瞬間に集約されます。見えたタメへの応手は三つ。退いて仕切り直すか、怯ませて出鼻を挫くか、倒し切れる算段があるなら押し切るか。

技スロットは4つ。何を残し、何を上書きするかも間合いのうちです。退く手段を捨てたなら、退けない戦い方を最後まで通すことになります。

5 血の取引

フードの男の店に値札はありません。あるのは、いくら血を抜かれるかだけ。この世界に清潔な回復はないので、払った HP はゆっくりとしか戻りません。

6 深さごとの心構え

この穴は5階ごとに層が変わり、一段ずつ重くなります。同じ判断でも、深さで意味が変わる。

最初の数回は、あっけなく死にます。それで正常です。この穴は、死んだ深さの分だけあなたに手口を教えます。

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