お気に入りのワインをネットでポチったら全然違うのが届いた話
お気に入りの甘口ワインをエノテカでポチったら、同じワイナリーの辛口が届いた。ラベルが似すぎて起きた失敗談。
「一番好きな本、何?」
読書好きを公言してると、わりと飛んでくる質問。
学生の頃は年に100冊くらい読んでた時期もあったので、まぁ会話の入り口としては自然な流れ(最近のペースは…聞かないでくれ)。
…なんだけど、毎回この質問で固まる。
「えーっと…」のまま3秒くらい止まって、結局「うーん、難しいな…」みたいな歯切れの悪いやつを返してしまう。読書好きほど即答できない説、たぶんあるよなぁ。
まず引っかかるのが、「好きな本」って何を指してるんだという話。
人生変えた一冊なのか。
読後しばらく抜け出せなかった一冊なのか。
単純に何度も読み返した一冊なのか。
全部「好き」ではあるけど、ニュアンスが地味に違う。
しかも読書を続けてるとジャンルがどんどん広がる。小説、エッセイ、エンジニアなので技術書まで。ジャンルごとに「これは別格」みたいな本があって、それを横並びで比べるのが土台無理ゲーなんだよな。
ジャンル違いの本を脳内で並べてる時点で、もう質問してきた相手の期待とズレてる。結果いつもふわっとした答えになる。
そんな感じで毎回悩むんですが、最近は「小説で聞かれたらこれでいいや」と落ち着いた一冊があって。
凪良ゆうさんの 「流浪の月」 です。
理由を突き詰めると、
の3つ。「とりあえずこれ渡しとけば、合わない人でも何かしら持ち帰ってくれそう」っていう安心感がある。
(…ガチで好きというより、人に渡しやすい一冊。まぁそれも込みで「一番」枠ってことで)
結局、「一番好きな本」を固定する必要、そんなにないのかもしれない。
読んだ時期で揺れるし、気分でも変わる。
ただ、聞かれた時にパッと出せる一冊があると会話が止まらなくて済むから、その枠を今は「流浪の月」に置いてる感じ。
…数ヶ月後には別の本を推してる気しかしないけど、それはそれでいいかなと。
P.S. この記事を書いた本当の動機は、他の読書好きの人が「自分の一番」をどう決めてるのかが知りたかったから。Xで教えてもらえると、次に読む本が増えて助かる。